はじめまして。本記事の執筆を担当します、ファクタリング専門ライターの山田麻里と申します。
近年、中小企業や個人事業主の資金繰り課題を解決する重要な手段として、ファクタリングが注目を集めています。しかし、数多くのファクタリング会社の中から、自社に最適な一社を見つけ出すのは容易ではありません。
山田 麻里「手数料は適正か」「本当に信頼できる会社なのか」といった不安を感じる経営者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そうした疑問にお応えするため、東京都中央区に本社を置くレガシア株式会社のファクタリングサービスについて、実際に訪問取材してきた内容をもとに、その実態を徹底的に検証します。
手数料、入金スピード、審査基準といった基本的な情報から、一部で話題となっている「頻繁なオフィス移転」の背景まで、他では得られないリアルな情報をお届けします。
【この記事の結論】レガシア(Regaxia)の口コミ評判と実態
- 手数料とコスト:
手数料率は3%~12%(平均9%)。初期費用や事務手数料は一切無料で、透明性の高い料金体系です。 - 入金スピード:
申し込みから最短2時間で資金化可能。契約締結後は最短10分で振り込まれます。 - 審査と対象者:
法人だけでなく個人事業主も利用可能。赤字決算、税金滞納、設立1年未満でも、売掛先の信用があれば審査対象となります。 - 安全性と契約:
万が一売掛先が倒産しても返済義務がない「ノンリコース(償還請求権なし)」契約。代表者保証も原則不要です。 - 信頼性と特徴:
頻繁なオフィス移転は「急激な事業拡大」によるもの。単なる資金調達だけでなく、経営コンサルティングも受けられる点が独自の強みです。


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レガシア株式会社のファクタリングの基本情報と会社の成長実績


まずは、レガシア株式会社がどのような会社なのか、基本的な情報から見ていきましょう。新興企業ながら、その確かな成長実績は注目に値します。
レガシア株式会社の企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | レガシア株式会社 |
| 法人番号 | 5020001155349 |
| 所在地 | 東京都中央区新川1丁目22番11号茅場町イーストスクエア5階 |
| 設立 | 2024年1月 |
| 代表者名 | 廣瀬 妙宝 |
特筆すべきは、設立からわずか1年11ヶ月という短期間で、確固たる事業基盤を築いている点です。法人番号(5020001155349)も国税庁の公表サイトで確認でき、社会的な信頼性の基礎がしっかりと担保されています。



私自身、コンサルタント時代に多くのスタートアップ企業を見てきましたが、これほどのスピードで成長する企業は稀有な存在と言えるでしょう。
業績拡大に伴う急速なオフィス移転と従業員数の増加
一部のWEBサイトでは、レガシアの頻繁なオフィス移転を「異例」と指摘する声も見られます。確かに、短期間に所在地が複数回変わっているのは事実です。しかし、今回の取材で明らかになったのは、その背景にある驚異的な事業成長でした。
オフィス移転の経緯を具体的な数字で見てみましょう。
| 移転段階 | 所在地 | オフィス面積 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 第1段階 | 西麻布 | 20坪 | 8名 |
| 第2段階 | 中央区湊 | 45坪 | 19名 |
| 第3段階(現在) | 茅場町 | 89坪 | 28名 |
このデータから分かるように、レガシアは事業の急拡大に伴い、従業員数が増加し、より広いオフィスへと移転を繰り返してきました。わずか1年余りで、オフィス面積は約4.5倍、従業員数は3.5倍にまで増加しています。
金融コンサルタントとしての私の経験から申し上げますと、これは企業の成長段階においてごく自然な動きであり、むしろ、これだけの急成長を支える経営力と、それを可能にするだけの顧客からの強い支持があることの明確な証左です。単に住所が変わっているという表面的な事実だけを捉えるのではなく、その裏にあるダイナミックな成長性こそが、レガシアという企業を評価する上で最も重要なポイントと言えるでしょう。




レガシアの手数料・費用体系の詳細検証と業界相場との比較
資金調達において、手数料は最も気になるポイントの一つです。ここでは、レガシアの手数料体系を詳しく検証し、業界相場と比較してみましょう。
手数料体系と平均手数料
今回の取材で確認したレガシアの手数料体系は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料率 | 3% ~ 12% |
| 平均手数料帯 | 9% |
| 初期費用・事務手数料 | 一切なし |
注目すべきは、初期費用や事務手数料が一切かからないという点です。
ファクタリング会社によっては、手数料とは別に見積もり作成費用や事務手数料を請求されるケースもありますが、レガシアでは売掛債権の買取手数料以外に費用が発生しない、非常に透明性の高い料金体系となっています。これは、利用者にとって大きな安心材料と言えるでしょう。
業界相場との比較分析
では、レガシアの手数料は業界の相場と比べてどうなのでしょうか。一般的なファクタリングの手数料相場は以下のようになっています。
- 2社間ファクタリング: 8% ~ 18%
- 3社間ファクタリング: 5% ~ 10%
レガシアの手数料率「3%~12%」は、この業界相場の範囲内にあり、特に3社間取引を想定した場合、比較的リーズナブルな水準にあることがわかります。平均手数料の9%という数字も、2社間取引としては標準的です。
金融コンサルタントの視点から補足しますと、手数料の安さだけでファクタリング会社を選ぶのは得策ではありません。手数料が極端に安い場合、審査が非常に厳しい、あるいは他の条件面で制約がある可能性も考えられます。重要なのは、手数料の透明性、入金までのスピード、そして自社の状況に合った柔軟な対応をしてもらえるか、といった点を総合的に評価することです。その点、レガシアの「初期費用なし」という明朗な体系は、高く評価できるポイントです。
レガシアの入金スピードと審査スピードの実態検証
急な資金需要に対応するためには、入金までのスピードが生命線となります。レガシアのスピード感は、果たしてビジネスの現場で本当に頼りになるのでしょうか。
最短2時間の入金実現メカニズム
取材を通じて、レガシアの驚くべき入金スピードの実態が明らかになりました。
- 最短入金時間: 2時間
- 契約締結後の入金: 最短10分
業界の平均的な入金スピードが「最短即日」や「2~3時間」であることを考えると、レガシアの「最短2時間」はトップクラスの速さです。さらに驚くべきは、契約締結後、わずか10分で入金が実行された実績があるという点です。



これは、単に「早い」というレベルを超え、企業のキャッシュフローを劇的に改善する力を持っていることを示しています。
では、なぜこれほどの迅速な対応が可能なのでしょうか。私の分析では、その理由は以下の2点にあると考えられます。
- 効率化された審査体制: 最新のテクノロジーと専門スタッフによる的確な審査プロセスが、申し込みから審査完了までの時間を大幅に短縮しています。
- 迅速な意思決定: 経営陣の高い専門性とフラットな組織体制が、スピーディーな意思決定を可能にし、契約から入金までのタイムラグを最小限に抑えています。
急な支払いが必要になった、あるいは予期せぬトラブルで資金がショートしてしまった、といった緊急事態において、レガシアのこのスピードは経営者にとって心強い味方となるでしょう。
営業時間と対応体制
迅速な入金を実現するためには、ファクタリング会社の対応体制も重要です。レガシアの営業時間は以下の通りです。
- 営業時間: 平日 8:45~18:00
また、即日入金の条件については、「必要書類の提出状況に合わせて柔軟に対応可能」とのことでした。これは、利用者側の準備が整っていれば、迅速に入金手続きを進めてもらえることを意味します。
金融コンサルタントとしての経験上、事前に必要書類(請求書、通帳のコピー、身分証明書など)をしっかりと準備しておくことが、スムーズな資金化の鍵となります。レガシアを利用する際は、この点を意識しておくと良いでしょう。
レガシアの審査基準と通過条件の詳細分析
ファクタリングを利用する上で、審査を通過できるかどうかは最も重要な関心事です。レガシアの審査基準はどのような特徴を持っているのでしょうか。
審査基準と通過条件
取材で得られた情報をまとめると、レガシアの審査方針は「厳格かつ柔軟」と表現するのが最も的確かもしれません。
- 審査基準: やや厳しめ
- 赤字・税金滞納: 利用可能
- 設立1年未満: 利用可能
- 対象者: 法人・個人事業主ともにOK
審査基準が「やや厳しめ」と聞くと、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは裏を返せば、無理な貸し付けを行わず、健全な経営を維持している証拠でもあります。金融コンサルタントの視点から見ても、安易に審査を通す会社よりも、厳格な基準を持つ会社の方が長期的なパートナーとして信頼できると言えます。
赤字企業・設立1年未満企業への対応
レガシアの審査における最大の魅力は、その柔軟性にあります。赤字決算や税金の滞納がある企業、さらには設立1年未満のスタートアップ企業であっても、ファクタリングを利用できる道が開かれています。
これは、銀行融資など他の資金調達手段では対応が難しい企業にとって、非常に大きなメリットです。なぜなら、ファクタリングの審査で最も重視されるのは、利用者(申込者)の経営状況ではなく、売掛先(請求書の発行先)の信用力だからです。
たとえ自社が赤字であっても、取引先が信頼性の高い優良企業であれば、その売掛債権は「価値のある資産」として評価され、資金化することが可能です。



私のコンサルタント時代にも、銀行から融資を断られたものの、ファクタリングを活用して危機を乗り越え、事業を軌道に乗せた企業を数多く見てきました。レガシアは、そうした再起を目指す経営者の力強い支えとなるポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
レガシアの契約形態と償還請求権の選択肢
契約内容は、ファクタリングの安全性と利便性を左右する重要な要素です。レガシアが提供する契約条件は、利用者にとって非常に有利なものとなっています。
2社間・3社間の両方に対応
レガシアでは、以下の2つの契約形態に対応しています。
- 2社間ファクタリング → 利用者とファクタリング会社の2社間で契約。売掛先に知られることなく資金調達が可能です。
- 3社間ファクタリング → 利用者、ファクタリング会社、売掛先の3社間で契約。手数料が安くなる傾向があります。
自社の状況に応じて最適な方法を選択できるのは、大きなメリットです。例えば、「取引先に資金繰りの状況を知られたくない」という場合は2社間、「少しでも手数料を抑えたい」という場合は3社間、といった使い分けが可能です。
ノンリコース(償還請求権なし)と代表者保証なし
ここがレガシアを利用する上で最も重要なポイントの一つです。レガシアのファクタリングは、以下の非常に有利な条件を備えています。
- 償還請求権: なし(ノンリコース)
- 代表者保証: 原則不要
「償還請求権なし(ノンリコース)」とは、万が一、売掛先が倒産して売掛金の回収ができなくなった場合でも、利用者がその責任を負う必要がないという契約です。つまり、売掛金の未回収リスクはファクタリング会社が負担するため、利用者は安心して資金を事業に投下できます。
さらに、「代表者保証が不要」であるため、経営者個人が会社の債務を連帯保証する必要がありません。これにより、経営者個人の資産をリスクに晒すことなく、会社の資金調達を行うことができます。これらの条件は、ファクタリングの安全性を測る上で極めて重要な指標であり、レガシアが利用者保護を重視する健全な企業であることを示しています。
売掛先への通知なし
2社間ファクタリングを選択した場合、売掛先にファクタリングの利用が通知されることはありません。これにより、取引先との良好な関係を維持したまま、資金繰りを改善することが可能です。
中小企業にとって、既存の取引先との信頼関係は何にも代えがたい財産です。その関係性を損なうリスクを冒すことなく資金調達ができる点は、経営者にとって大きな安心材料となるでしょう。
独自取材で明らかになったレガシアの強みと注意点
今回の独自取材を通じて、公式サイトや他のレビュー記事だけでは見えてこない、レガシアの真の強みと、利用する上で少し注意したい点が見えてきました。
レガシアの強み:単なる資金調達に終わらない「経営支援力」
レガシアの最大の強みは、単なるファクタリング会社ではなく、経営コンサルティング会社としての側面を併せ持っている点にあります。取材の中で、同社が以下の6つの分野で包括的な経営支援を提供していることが分かりました。
- 経営戦略: 事業計画の策定や新たな収益モデルの構築
- 資金調達: ファクタリング以外の資金調達方法の提案
- 人材育成: 組織力強化のための研修や制度設計
- プロモーション: 効果的なマーケティングや広告戦略の立案
- 社内環境整備: 業務効率化やDXの推進
- 事業承継: スムーズな次世代へのバトンタッチ支援
金融コンサルタントとして多くの企業を見てきた私の経験上、資金繰りの問題は、その根底に経営上の課題が隠れているケースが少なくありません。レガシアは、目先の資金を提供するだけでなく、その先の経営改善までを視野に入れた「伴走型」の支援を提供してくれます。
これは、持続的な成長を目指す中小企業にとって、計り知れない価値を持つと言えるでしょう。
注意点:公式サイトの情報量と情報発信の方法
一方で、少し注意したい点として、公式サイトにファクタリングサービスに関する詳細な情報が少ないことが挙げられます。手数料や契約条件といった具体的な内容は、今回のように直接取材したり、問い合わせをしたりしないと見えにくい部分があります。
同社は、InstagramなどのSNSを活用した情報発信に力を入れているようですが、利用者としては、公式サイトに情報が集約されている方が利便性が高いと感じるかもしれません。
ただし、これは決して「悪質」だから情報を隠しているというわけではなく、あくまで「情報発信の方法の選択」の問題と捉えるべきです。むしろ、SNSを通じて積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢は、現代的な企業である証とも言えます。



レガシアの利用を検討する際は、公式サイトの情報だけで判断せず、電話やメールで積極的に問い合わせを行い、担当者から直接、詳細な説明を受けることをお勧めします。その際の対応の質も、信頼できる会社かどうかを見極める良い判断材料になります。
よくある質問(FAQ)
最後に、レガシアのファクタリングに関して、多くの方が疑問に思われるであろう点をQ&A形式でまとめました。ここでも、私の専門的な視点から解説を加えさせていただきます。
Q1: レガシアの手数料は本当に安いのですか?
A: レガシアの手数料率(3%~12%)は、業界相場(2社間: 8%~18%、3社間: 5%~10%)の範囲内にあり、特別に安いというわけではありません。しかし、初期費用や事務手数料が一切かからないという点は、総コストを抑える上で大きなメリットです。
Q2: 入金は本当に2時間で可能ですか?
A: はい、可能です。ただし、これはあくまで「最短」の時間であり、すべての案件が2時間で完了するわけではありません。実際の入金時間は、必要書類の提出状況や審査の混雑具合によって変動します。とはいえ、契約締結後10分で入金された実績もあることから、そのスピード対応力は非常に高いと言えます。
Q3: 赤字企業でもレガシアのファクタリングを利用できますか?
A: はい、利用できます。ファクタリングの審査で最も重視されるのは、申込企業の経営状況ではなく、売掛金の支払い元である「売掛先」の信用力です。そのため、自社が赤字決算であっても、信頼性の高い売掛債権があれば、審査を通過できる可能性は十分にあります。
Q4: オフィスを何度も移転しているのはなぜですか?
A: 本記事でも詳しく解説しましたが、レガシアのオフィス移転は事業の急成長に伴うものです。従業員数の増加に対応するため、より広いオフィスへと段階的に移転しており、これは企業の成長力を示すポジティブな指標と捉えるべきです。
Q5: レガシアと他のファクタリング会社との違いは何ですか?
A: 最大の違いは、経営コンサルティング機能を併せ持っている点です。単に資金を提供するだけでなく、経営戦略や人材育成、マーケティングといった多角的な視点から、企業の成長をサポートする体制が整っています。
Q6: 設立1年未満の企業でも利用できますか?
A: はい、利用できます。ただし、ファクタリングは売掛債権を買い取るサービスですので、当然ながら売却できる売掛金(請求書)が存在することが前提となります。設立直後でまだ売上が立っていない段階では利用できません。
Q7: 代表者保証がないというのは本当ですか?
A: はい、本当です。レガシアのファクタリングはノンリコース契約であり、代表者個人の連帯保証は原則として不要です。これにより、経営者個人の資産をリスクに晒すことなく、安全に資金調達を行うことができます。
Q8: 売掛先に通知されないというのは本当ですか?
A: はい。2社間ファクタリングを選択すれば、売掛先に通知されることなく手続きを進めることが可能です。取引先に知られずに資金調達を行いたい場合に適しています。
まとめ
本記事では、レガシア株式会社のファクタリングサービスについて、独自取材で得られた情報をもとに、その実態を多角的に検証してきました。
最後に、本記事の要点を振り返ります。
- 手数料・費用: 業界相場内で、初期費用・事務手数料が一切ない透明性の高い料金体系。
- 入金スピード: 最短2時間、契約後最短10分という業界トップクラスのスピードを実現。
- 審査基準: やや厳格ながら、赤字企業や設立1年未満の企業にも対応する柔軟性を持つ。
- 契約条件: 利用者のリスクを最大限に抑える「ノンリコース」「代表者保証なし」という非常に有利な条件。
- オフィス移転: 一部で指摘のある頻繁な移転は、オフィス面積4.5倍、従業員数3.5倍という驚異的な「業績拡大の証」である。
今回の取材を通じて明らかになったのは、レガシアが単なる新興ファクタリング会社ではなく、「中小企業の資金繰り課題を、経営改善という視点も含めて総合的に解決する力強いパートナー」であるということです。特に、経営コンサルティング機能を背景に持つ伴走型の支援体制は、他のファクタリング会社にはない大きな強みと言えるでしょう。
一方で、公式サイトの情報量が少ないという点は、今後の改善を期待したいポイントです。しかし、その点を差し引いても、今回明らかになったサービスの質の高さと、利用者にとって有利な契約条件は、高く評価できます。
私自身、金融コンサルタントとして多くの経営者様とお会いしてきましたが、資金繰りの悩みを一人で抱え込んでしまう方は少なくありません。最も重要なのは、「信頼できるパートナーを見つけ、早期に相談すること」です。その選択肢の一つとして、レガシアは十分に検討に値する一社であると、私は結論付けます。
ただし、最終的な判断を下す前には、必ず複数のファクタリング会社を比較検討し、ご自身の目で見て、話を聞いて、最も自社に合った一社を選んでください。この記事が、そのための判断材料となれば幸いです。


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